小さな会社の悩みの一つとして、どの会社でも出てくるのが経理業務なのではないでしょうか。毎日、毎週、毎月決まったルーティーンワークとしてきっちりできている会社は少ないのではないでしょうか。ついつい、バタバタしていて気付けば2ヶ月分溜まっている・・・。半期の試算表を作成しようとしていたら、ちらほらと未処理の領収書が出てくる。なんてことが起きてしまいがちなのが小さな会社の経理業務なのではないでしょうか。




会社の規模が少しずつ拡大していくと、経理のボリュームも増えていく一方です。ひとり社長の経理の量よりも少しずつ仲間が増えていくと、何となく処理の項目に困る領収書も増えたり。決まった日時に提出されず後から後から出てくる領収書たち・・・。そんなことも日常茶飯事になってくるのが現実というものです。しかし、半期に一度の試算表や年度末の決算報告書、税金を正しく収めるためにも日々の積み重ねというものは大切です。ある程度の規模感になってくると経理担当の人員を補充することも検討します。おそらく、会社経営の中で人を増やしていく順番としては、社長の次に経理もしくは右腕人材という順で会社にとって必要なのが数字を見る、見れる人なのです。しかし、経理専門という訳には初期にはいかないものだと思います。





人員を増やす余裕はまだないが、既存のメンバーの負担が増える・・・。会社経営において大切なのはあらゆるコストを見ながらバランスを整える必要があるのです。コストというのは、「コストカット」という言葉の名の下でついつい経費の削減などが考えられますが、時間であったり、労力であったりといったものもコストの一つです。例えば、経理業務にかける時間、自分や社員の経理業務に係る労力など、それらを含めコストという概念です。つまり、コストカットすべきは費用ではなく、時間や労力といったなかなか数値化しにくいものであったりするのです。



では、コストカットをどう進めていくのか。それは、まず現在の会社の経理業務のフローをチェックし、処理のツールをさまざま比較検討し、正しく導入することです。業務のフローをチェックする際に、何か無駄が出てないか、誰かと同じことをしてしまっていないか、あるいはその可能性はないかを探ります。XXXの可能性はないか?という問いはビジネスの現場において重要な思考の一つです。可能性を探らない限り本質的な課題には辿り着けません。なぜならば、表面化された課題など氷山の一角に過ぎないからです。

現代社会において、経理業務もペーパーレスに近い形で、完璧にこなせる時代が来ています。各社さまざまなクラウドサービスが発表されており、私も起業したのちさまざまなものを試してみましたが、4期目に入り、まわりまわって落ち着いたのはやはり「Freee」でした。



毎月の経理業務をしっかりと行い、収支をしっかりと可視化させることは非常に重要なことです。売上を上げていくことも重要ですが、会社経営で重要なのは、結論「利益」がいくらでているのかという部分になります。利益を見るには、いくら売上がでていて、その売上を出すのにどのくらいの経費が出ていっているのかを正しく把握する必要があります。売上は右肩上がりだけど、利幅はどんどん狭まっているってことは、意外とある話です。売上が上がり始めたから、勢いで人員を増やしてみたりすると意外とすぐに起きてしまうことです。その分売上を上げれば!と思い、頑張ることも大事ですが、業種業態にあった利益率を維持するために、今の売上に対しての支出はどのくらいに収めておくべきかといった判断をする必要があります。

そういった正しい判断をするためにも、しっかりと毎月の収支が見える化している必要があります。あなたの会社に合ったクラウドサービスの導入で業務のスリム化と健全な会社運営ができるようにしていきましょう。